世間を騒がせている最新グラフィックボードのRTX30シリーズ
- RTX3090 (最上位モデル)
- RTX3080 Ti
- RTX3080
- RTX3070 Ti
- RTX3070
- RTX3060 Ti
- RTX3060 (これを紹介)
結論としては「RTX3060」は現在(2022/12/21時点)では買いです!
理由として「コスパが非常に良いから」です。
現在の主要ディスプレイサイズであるフルHD(1920 × 1080)では60FPS以上を余裕で叩き出す性能があり、円安の影響もあるが4万円代まで価格が落ちています。
GTX10番台からの乗り換えを考えているなら、全然ありだと思います。
性能的にはRTX2060に近いスペックです。
そこでRTX3060を実際に動かしてみて「詳細スペック」と「FF15ベンチマーク(フルHD / 4K)」で検証してみたいと思います。
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簡単なスペック紹介
RTX3060で皆さんが気になるであろう重要箇所には色を塗っています。
個人的に気になった点はメモリ容量です。
上位モデルの「RTX3060 Ti」「RTX3070 / Ti」はVRAM 8GBに対し「RTX3060」だけはVRAM 12GBとなっています。
VRAM 12GBも使うゲームって聞いたことが無いので、アピールポイントかと言われると微妙なところ。
RTX3060
GeForce RTX 3060 ファミリ | |
NVIDIA CUDAコア | 3584 |
ブースト クロック (GHz) | 1.78 |
ベース クロック (GHz) | 1.32 |
メモリ仕様 | |
標準メモリ構成 | 12 GB GDDR6 |
メモリ インターフェイス幅 | 192 ビット |
テクノロジ サポート | |
レイ トレーシング コア | 第 2 世代 |
Tensor Cores | 第 3 世代 |
NVIDIA アーキテクチャ | Ampere |
Microsoft DirectX® 12 Ultimate | NVIDIA DLSS |
NVIDIA DLSS | 対応 |
NVIDIA Reflex | 対応 |
NVIDIA Broadcast | 対応 |
PCI Express Gen 4 | 対応 |
Resizable BAR | 対応 |
NVIDIA® GeForce Experience™ | 対応 |
NVIDIA Ansel | 対応 |
NVIDIA FreeStyle | 対応 |
NVIDIA ShadowPlay | 対応 |
NVIDIA Highlights | 対応 |
NVIDIA G-SYNC® | 対応 |
Game Ready ドライバー | 対応 |
NVIDIA Studio ドライバー | 対応 |
NVIDIA GPU Boost™ | 対応 |
NVIDIA NVLink™ (SLI-Ready) | – |
Vulkan RT API, OpenGL 4.6 |
対応 |
HDMI 2.1 | 対応 |
DisplayPort 1.4a | 対応 |
NVIDIA エンコーダー | 第 7 世代 |
NVIDIA デコーダー | 第 5 世代 |
VR Ready | 対応 |
ディスプレイのサポート | |
最大デジタル解像度 | 7680×4320 |
標準ディスプレイ コネクタ | HDMI 2.1, 3x DisplayPort 1.4a |
マルチ モニター | 4 |
HDCP | 2.3 |
温度および電力の仕様: | |
グラフィックス カード電力 (W) | 170 |
システム電力要件 (W) (2) | 550 |
補助電源コネクタ |
8pin × 1 |
このあたりを見ると「RTX3060」は「RTX2060」より性能が少しいグラボが新品3万円台で買えまっせ!って感じなので性能というよりコスパですね。
フルHDでゲームをする分にはRTX3060で十分すぎると思います。
早速開封
早速RTX3060を開封したいと思います!
玄人志向のRTX3060ですが普通にカッコいいですね。
ちなみに1050 Tiと比べると4倍ぐらいデカいです!
ケース内に入れるとこうなります!
■GTX1050 Ti
■ RTX3060
重量が1キロを超えるので「UpHere」のグラボ用サポーターを購入しました。
1キロを超えるのであればサポーターは買っておいた方がいいかも。
外箱
玄人志向なのに箱がかなりお洒落でビックリ!
玄人志向ってデザインより機能重視で質素なイメージだったのでこれはグッドですね!
内容物
- 本体
- LED用コネクタ(4ピン)
- 説明書
中身は必要最小限ですね。
ゴミも少ないし、不要なものが無いので個人的にはかなりグッド!
グラボ本体
実際に見てみるとデザインもかなりお洒落ですね!
白が基調のグラボって意外と少ないのでこれはカッコいい!
背面もかなり凝っており、直線的ではなく斜めにカットもいいし、チラッと見えるフィンもカッコいいです!
ディスプレイのコネクタは以下の通り
- HDMI × 1
- DP × 3
ちなみにDP(ディスプレイ ポート)という規格を最近まで知らなかったのは秘密・・・
電源は8ピン1つです。
以上が商品の紹介でした!
FF15ベンチを回してみた
今回はFF15ベンチを回して「GTX1050 Ti」と「RTX3060」ではどれぐらいのスコアになるか検証してみたいと思います。
RTX3060
- サイズ:フルHD(1920 × 1080)
- 画質:標準
スコアは「11654」でとても快適でした!
こちらも4K標準で試してみました。
スコアは「4316」で評価は普通です。
4K標準画質で「普通判定」なので画質を落としたりすれば全く問題なさそうです
GTX1050 Ti
- サイズ:フルHD(1920 × 1080)
- 画質:標準
評価は普通でした。
無理は承知で4Kも試してみた
論外でしたね(笑)
分かり切っていた「動作困難」です。
■ 検証結果
検証内容 | GTX1050 Ti | RTX3060 |
フルHD 標準画質 | 3885 | 11654 |
4K 標準画質 | 1424 | 4316 |
RTX3060のスコアはGTX1050Tiの約3倍の結果となりました。
ただ4Kゲームをする場合だと「RTX3060」でも少し性能は物足りない印象です。
画質を落とすか上位モデルの「RTX3060Ti」「RTX3070」を検討した方が良さそうです。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
結論としては以下の通りです。
- RTX3060でも4Kゲームは一応プレイ可能
- 4KメインならRTX3070を推奨
- 性能的にはRTX2060より少し上程度
- フルHDなら60FPSは余裕で超える
RTX3060はフルHDでゲームをする分には十分すぎる性能でした。
ただこの現状価格ならRTX2060の方がコスパがいいので本当の定価で販売されていれば間違いなくコスパ最強グラボでしたね!
ただ性能はもちろん良いので個人的にはおススメです!
以上、ありがとうございました!
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