【排熱60度以上!】爆熱RTX3080の闇!ケース内を52度→36度まで冷却する方法

先日取り換えた最強グラボの「GeForce RTX3080」ですが大問題が1つありました。

それは「爆熱すぎてケース内温度がヤバい問題」です。

【外気温度:29度】 RTX3060 RTX3080
通常使用時 35度 41度
ゲームなどの高負荷時 40 ~ 42度 49 ~ 52度

ネットサーフィンしているだけでもケース内温度は40度オーバーで、ゲーム中は驚異の50度オーバーを叩き出します。

ちなみにRTX3080の排熱温度は63度で常にフル稼働。

誇張無しにドライヤーです。

これでは性能低下の原因にもなりますし、パーツ寿命にも関わります。

そこで今回はケース内の温度を冷却するために行ったことをご紹介いたします。

 

冷却方法の種類について

考えられる冷却方法
  • ケース内にモバイル扇風機を置く
  • 全開放で扇風機をあてる
  • ヒートシンクで対策する
  • エアーフローを見直し
  • ファンを追加する
  • エアコンで吸気温度を下げる

結論としては「全開放で扇風機をあてる」のが冷却では一番ベストでした!

扇風機を直当でグラボだけではなくマザーボードも一緒に冷却ができるのでかなりおススメです。

RTX3080を冷却するのは難しい

RTX3080クラスになるとケースファンを増やす程度では解決できる可能性は低く、吸気温度を下げるなど物理的に解決する方法しかないと思われます。

ヒートシンクなども効果は多少なりあると思いますが、地味に高いのでこれなら扇風機を買った方が安いです。

予算がある方ならスポットクーラーがベストかと思いますが、さすがに手が出せません!

そのため実用性やコスト面や入手性を考えると「扇風機」は最強ですね!

製作作業

今回は扇風機から風を送りダクトホースでケース内部に直接送風をしたいと思います。

必要な物
  • アクリル板
  • ダクトホース
  • 扇風機
  • 網戸

ちなみに全て合わせても7,000円程です。

1. 扇風機を格納する箱を作成

容器はダンボールです。

購入した網戸をカットして被せます。

これで吸気の際にホコリの流入をある程度防ぐことが出来ます。

こだわりポイント!

空気を整流化して吸気効率をアップ!

バイクに詳しい方なら似た形状のものをご存知ですね!

そう「ファンネル」です!

今回はカットしてペットボトルに結合します。

固定はいつもの透明ガムテープ!

ペットボトルなら表面が滑らかので流入速度のロスも少ないハズです!

まさかバイクの知識がこんなところで活かせるなんて!

2.ダクトホースをケース内まで引っ張る

アクリル板も設置してみました。

先ほどの扇風機のところからダクトホースをケース内まで引っ張ります。

かなりクリアで内部も綺麗に映るのでこれはアリです!

せっかく光るパーツが多いのでどうしても内部が見えないとダメだったんですよね。

3.網戸でスペースをふさぐ

左右のスペースを網戸でふさげば作業完了です。

難しい作業ではないので1時間程で完了致しました。

風もバッチリ届いています!

ダクトホースを端に置くことで正面からだと見えづらく、外観を損なうことなく良い感じに配置できます。

 

■ 取り付け後の温度

【外気温度:29度】 取付前 改修後
通常使用時 41度 36度
ゲームなどの高負荷時 49 ~ 52度 39 ~ 42度

取付前と比べ10度もケース内温度を下げることが出来ました。

またマザーボードにも風を直で当てているためパーツの冷却も出来てまさに一石二鳥!

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!

今回はケース内の冷却のご紹介でした。

スペックに惹かれてRTX3080を買ったものの熱問題のことは頭にありませんでした。

もし購入を考えている方はドライヤー並みの熱風が出ることを頭の片隅でも入れておいてもらえると失敗のリスクは減らせるかもしれません。

 

以上、ありがとうございました!